吉左右頒布 平成26年文月号
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最終更新日:2014/09/03
吉左右頒布
ひと月にもおよぶ祇園祭のクライマックスは17日(木)の山鉾巡行、水の都で繰り広げられる天神祭の船渡御は25日(金)と、今月はお祭り一色でにぎわいます。
暑さ盛りに向かう今ならではのものを中心にご用意いたしました。存分に味わってみてください。
*薄まりし 醤油すゞしく 冷奴 草城*
文月の知鷹鰤(しったかぶり)
梅雨の雨を飲んで育ったころがおいしいとされるハモ。関西のお祭りには欠かせない魚です。質素倹約を旨とする大阪商人は、蒲鉾などの練り物に使って残った皮までもキュウリもみにして食卓に乗せました。
泉州では「玉ねぎが出るとハモが出る」との言い伝えがあり、熟れきった甘味あふれる玉ねぎと淡白なハモとの相性を楽しみます。この季節の出会いものの妙を鍋料理で味わってみてください。甘み旨みを出すのと歯触りを考えて、玉ねぎは輪切りにするのが大事なポイントです。
ところで、ハモは漢字で鱧と書きます。が、お隣りの中国では雷魚を意味し、ハモは海鰻と表すのだそうです。
たなばた des たなぼた
7月7日(月)は七夕です。
幼いころ、短冊に何を書いてお願いしたあなただったのでしょうか。我が子や孫のたどたどしい字で記された願いごとを見ると、思わず顔がほころんできますね。
さて、この短冊は童謡にも唄われている通り五つの色が使われています。何色だったか思い出せますか。
中国から伝わった行事だけに、すべてのものは木・火・土・金・水の五つの元素から成り立つという五行思想が取り入れられています。それぞれの色は青・赤・黄・白・黒でした。
この考えは方角を表すのにも用いられ、大相撲の土俵に吊り下げられている房を見ると、東は青・西は白・南は赤・北は黒を充てているのが確かめられます。また、季節にも割り振られ、青春という言葉や北原白秋のペンネームからうかがい知ることができます。
それでは、まいりましょう。七夕に予期せぬプレゼントがもらえる
タナボタ! クイズ!!
今月は、同じ五色の問題に挑戦していただきます。
オリンピックの五輪は、七夕の短冊の何色が何色に替わって描かれているのでしょうか?
7月25日(金)を締切とし、正解者の中から抽選で三名の方に「刺身盛り合わせ」+ 新メニュー「スパイシーチキンサラダ」or「酸っぱいシーチキンサラダ」をサービスさせていただきます。どちらがご希望かおっしゃるときは、くれぐれも発音にお気をつけください。
そんな記念日あったかな・・??
7月3日は、73をナミと読んでサーファーの日とされています。7月4日は・・そう、梨の日です。
では、7月9日は何の日でしょうか。「ナク」との語呂合わせで、この季節鳴くものは・・蝉の日?いいえ、日本語で解こうとしても正解は出ません。
フランス語で79は「セヌフ」と読み「C’est neuf」という文と同じ発音になります。「C’est neuf」は「それは新しい」という意味ですから、新鮮な食材でおもてなしをし、お客様から「鮮」の文字を頂戴した当店「はてちゃの日」にしたいのですが、いかがでしょう。
79に三ケタの数字を加えて673,79にすると「シセトロワ、セヌフ」と読み「Si c’est étroit, c’est neuf」という文と同じ発音になります。
「Si c’est étroit, c’est neuf」は「もし狭ければ、それは新しい」という意味になるのです。
なんだか、マドモアゼルが顔を赤らめてしまうような下品な話と受け止められそうでうね。高尚な人生観を語ってるつもりなんですが・・
新たにことをやろうとすれば、必ずや困難がつきまとうものです。ここは、滅びに至る広き門に甘んずることなく狭き門に挑戦してゆきましょう。 Fais un effort!!
オサムらい師匠のわらべ料理指南①
スタッフのオサムは、子供たちに「お侍師匠!」と呼ばれながら折に触れ料理を指南しています。その採録版をお届けしましょう。
「あぁ、また茹でタマゴ失敗やぁ。うまいこと殻がはがれへん〜」って、ママがイライラしてはることはないかなぁ。こんなとき、とっておきの魔術があるんやで。覚えとき。
卵はとがってるほうと丸みのあるほうがあるの、わかるかな。こっちの丸みのあるほうに押しピンのような針で、気づかれんようにちょこっと穴をあけておくねん。そうしといてから茹でたら面白いほどきれいにむけて、ママビックリしはるぞぅ。百均で押しピン代わりのアイデアグッズ売ってたから、おこづかいで買うてあげたらどうかな。以上、礼!!
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